大阪通天閣

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2017年7月18日火曜日

西陣信用金庫での仕事 その16

上記の画像は実家に帰った時に残っていた西陣信用金庫 祇園支店の私の名刺であります。その枚数、およそ400枚ほど・・・。こんなに残っていたんですねえ。しかも合併後に新たに作った京都みやこ信用金庫の名刺もありました。またそれは機会があれば画像にして載せようと思います。さてさて実家で私の信用金庫時代の本やら資料が出てきました。その中に貴重な西陣信用金庫 職員に向けた伏見信用金庫との合併の経緯や今後のお願いが書かれた案内文が出てきましたので長文になりますが、載せようと思います。 平成5年5月12日  職員の皆さんへ  理事長 藤本 正夫 私達の西陣信用金庫は大正15年に設立され、平成7年には創立70周年を迎える歴史ある信用金庫です。その間私達の多くの先輩も含め、一貫して地域金融機関として地域社会の発展、中小企業の育成、地域住民の生活向上を目指し、それぞれの分野で鋭意努力してまいりました。一方、社会情勢は機械化、国際化、情報化が進むにつれて、お客様のニーズも高度化、多様化し、また、今般の金融制度改革に象徴されるように金融の自由化も最終局面を迎え、業務もさらに幅広くなり、複雑化し、金融機関経営においても多様な対応と合理化、効率化が従来にまして要求される環境となってきました。 又、この度のバブル経済の崩壊後の日本経済は拡大経済から均衡経済へと構造が変革し、従来のような取引の拡大は至難な状況となってまいりました。そのような厳しい環境の中において、今まで以上に地域社会に貢献し、お客様も多様化し、また高度化するニーズに的確に応えていくためには、将来への長期的展望のうえに立ち、新たな視点による経営基盤の強化策が今不可欠な事と判断し、また、将来へ向けて必ずや明るい未来が開けることを確信して、この度平成7年には創立90周年を迎えようとしている伏見信用金庫との合併に踏み切ったのであります。 特に京都においては、従来、私達西陣信用金庫の経営エリアでありました京都市域から学術研究都市の進展とともに南部の開発が進み、経済圏は急速な変貌と広がりを見せております。もとより当金庫も南部への店舗展開を望んでいたのでありますが、本日まで果たせなかったのであります。(前文) 次回(後文)を載せます。

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